福岡での成功する転職活動 社員を使い捨てにする会社に入社してはいけない

年商○○億円(対前年比120% 5年連続増収)
経常利益○千万円(対前年比250% 7期連続増益)
このような会社の数字を見て、どう思われますか?
すばらしい成長をしている経営状況の会社だと思われるかもしれません。

確かにそうだと思いますが、そのような会社であっても社員の犠牲によって成り立っている会社があります。

その手口は

1、時間外勤務手当てをカットする、あるいは支給しない
2、数年で退職するように追い込む
3、必要な時に採用し、必要なくなれば退職させる
4、とりあえず簡単に営業マンを採用し、負荷をかけて少数でも残ってくれればそれで良しとしている

公開企業では「会社は株主のためにある」などと言われますが、働く側にとっては社員も大事にして欲しいものです。

社員に優しすぎる会社も存続できなくては意味がないのですが、社員の人生を考えない経営者の会社で働きたいと思いますか?

そのような会社に入社しても使い捨てにされるだけです。
経営者や一部の幹部だけが丸儲けで社員は低賃金長時間労働で疲れきったり、ぎりぎりの生活が苦しくなって辞めていく、そんな会社はたくさんあります。

基本給そのものを上げない会社は できれば数年でやめて欲しいと思っている

請負や派遣、管理、メンテナンスなどでは提供する労働が付加価値や差別化をはかって利益幅を大きくするということができない場合が多くあります。

定型的業務もそうですが、誰が担当してもあまりプラス方向に成果が変わらない場合は、お客様からいただく報酬を増やすことが期待できないので、会社にとってみれば賃金の原資は増えません。

だから賃金を上げることは会社の取り分が圧縮されることになるので、賃金をあげたくないのです。

定期昇給があれば、毎年会社の取り分は減っていくので、できれば人が入れ替わって、低い賃金で新しい人を雇用したいと思っています。

社員の利益と会社の利益が相反するという関係は正常な雇用関係とは言えないでしょう。

そのような会社に入社してしまったら、数年後には、入社時とあまり変わらない給与で我慢しながら、疎まれているのを覚悟して勤務し続けることになってしまいます。

それに対して、社員に高い給与を獲得して欲しいと思っている会社はビジネスモデルが社員も会社もお客様もWIN−WINの関係にあります。

業績が上がれば人件費も上がるので、社員にたくさん給与は払いたい、人件費が高い会社でありたいと考えています。

仕事に対して高い目的意識を持っている方は、WIN−WINの関係にある職種、会社を選ぶべきです。

永く勤める会社に入社したいのであれば初年度の理論年収だけでなく数年後、10数年後のことまで考えて年齢やキャリアごとのモデル年収を確認したり、各役職の大体の年齢層やキャリア、評価基準などを確認しておきましょう。


簡単に採用する会社は簡単に社員を辞めさせる

合同企業説明会や転職フェアに参加して集まった方ほぼ全員を営業職として採用し、3ヵ月後には誰も残っていないという企業など結構あります。

正社員としての就業経験がない、という方にはチャンスと捉えらて生き残れる場合もありますが、短期間で退職に至る場合がほとんどです。

転職活動、再就職活動に行き詰っても、このような会社への入社は避けた方が良いでしょう。

中途採用では一般的に即戦力採用が多いので、しっかりした研修があると思わない方が賢明ですが、会社側が期待している戦力になるまでの期間をどれくらい見てくれるのかを確認しておいた方がよい場合もあります。

営業職やマネージャー候補、新規事業の担当など数字で成果が現れ易いポジションの場合です。

弊社の実例でも、福岡本社企業では滅多にないほどの年俸を用意していただいて入社した幹部候補が1ヶ月未満で残念ながら退職してしまったこともあります。

期待する貢献度が高いレベルのものだから報酬も非常に高く、それに見合わなければ報酬を下げるのではなく、退職という選択しかないということで入社しましたが、期待に応えられず退職したという経緯です。

とりあえず採用して担当させてみて、だめだったら辞めさせれば良いと思っている会社もあります。

派遣会社が行う紹介予定派遣を利用したいという会社はその傾向があります。

派遣期間を試用期間として、その期間で見極め、ダメという烙印を押したら派遣期間の更新や正社員としての採用を見送るというシステムです。

初めから紹介予定派遣ということで転職者本人も理解していれば良いのですが、簡単に採用する会社は正社員で採用しておきながら、短期間で判断してダメだったらどんな手を使っても退職に追い込むのです。

その手口はさまざまな方法を報告していただいています。

採用はハローワークしか使わないなど、採用にお金をかけない会社は社員の賃金をできるだけ抑えて使いたいと思っている場合や、社員を辞めさせることを軽く考えている場合もあります。

反対に採用にお金をかけて、慎重かつ積極的な会社は概して長期的な視野で社員を育てていこうという意識があります。

人材紹介会社やスカウト会社から採用する会社は、採用にお金をかけているので、そのような意識が高くなります。

また転職しなければならなくなった時のことを考える

社員の将来を考えて、キャリアにつながるような仕事をしてもらおうとしている会社とそうでない会社では、仮に転職しなければならなくなった時のことを考えると雲泥の差です。

エンジニアによくありますが、5年勤務しても5年前と比べてキャリアアップしていないと判断されれば、5歳若ければ採用したけど、この年でこのキャリアでは採用できない、ということになります。

ずべての会社が絶対に10年後20年後も存続しているわけではないので、いづれ転職しなければならない時がまた、来るかもしれません。

その前提で、3年後の自分は必ず今の自分より成長している、スキルアップしているという期待が大きく持てる職場を選んで転職すべきです。

エムハートスタッフが就業中の方の転職をお手伝いする際には、現在の勤務先にこのまま勤めた場合と比較して、どちらが転職市場での価値が高まる可能性があるかという点から判断して、転職すべきか、このままとどまるべきかをアドバイスします。



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